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大部 誠; 小山 謹二; 黒井 英雄
JAERI-M 82-153, 23 Pages, 1982/11
保障措置の問題に関して、高速炉臨界実験装置の炉心装荷燃料インベントリーを実験的に検証するための技術的可能性を検討した。本目的のために、プルトニウム燃料装荷の試験領域を有するFCAVIII-1集合体を使用した。炉心からのプルトニウム燃料の転用を模擬する6種の装荷様式を選び、検証試験に供した。炉心から移動したプルトニウム燃料は約3.5~5.8Kgである。検証法は、プルトニウム燃料を移動したことにより生ずる核分裂率と/lの変化を監視する事に依っている。核分裂率は、炉心内に設置した100個のPu核分裂計数管と多計数管掃引装置を用いた核分裂計数管法により測定し、一方、/lは2個のヘリウム-3計数管を用いる出力雑音解析法により測定した。検証実験の結果、核分裂率及び/l監視システムは炉心からの移動プルトニウム量を正しく検知している。以上から、本監規システムの使用により炉心装荷燃料インベントリーの検証が可能であるとの結論を得た。
松原 邦彦
日本原子力学会誌, 23(9), p.657 - 665, 1981/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)原子炉プラントの安全性確保において、早期診断技術の占める位置および開発の必要性を述べた。ゆらぎ信号による異常診断の手法に関して、著者の考えにもとづく分類を与え、それぞれの特徴を概説した。また、従来行われてきた関連研究の状況をサーベイし、代表的事例について解説した。さらに、現状における課題として、(1)イノベーションアプローチの応用研究の必要性、(2)診断のための信号適用についての研究の必要性、(3)異常診断技術開発のための実験研究設備の必要性などを提起した。